本日は、私が投資している企業の企業分析を行っていこうと思います。
今回は日本駐車場開発について調べてみました。
投資初心者による分析なので、間違いがある可能性が高いことをご了承ください。
日本駐車場開発基本情報
証券番号:2353
会社サイト:https://www.n-p-d.co.jp/
会社概要:駐車場サブリースを展開。商業施設での運営受託も。傘下でスキー場、テーマパークも。
業種:不動産業
代表取締役社長:巽 一久
配当権利確定日:2021年7月30日
配当:4.5円
次回決算発表:2021年3月
企業業績
売上構成(2020年11月決算発表時/千円)
駐車場事業:3,544,347(852,970) → 3,474,684(752,024)
スキー場事業:873,562(-293,182) → 775,698(-232,396)
テーマパーク事業:1,189,808(410,164) → 1,653,338(652,558)
*カッコ内はセグメント利益
*前期 → 今期
財務状況
ROE:13.7%
自己資本比率:27.44%
売上高・営業利益・経常利益・純利益・1株益推移
決算期
(決算発表日) |
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益 |
---|---|---|---|---|---|
2020年7月期
(2020/09/04) |
22,979 | 2,672 | 2,741 | 1,201 | 3.63 |
2019年7月期
(2019/09/06) |
24,381 | 4,157 | 4,152 | 2,823 | 8.44 |
2018年7月期
(2018/09/07) |
22,771 | 3,533 | 3,610 | 2,211 | 6.56 |
2017年7月期
(2017/09/08) |
21,987 | 3,067 | 3,212 | 2,242 | 6.66 |
単位:百万円(1株当りの項目 単位:円)
*みんかぶより参照
4半期毎業績・決算情報
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前々期実績
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前期実績
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当期実績
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当初会社予想
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最新会社予想
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アナリスト予想
売上高
営業利益
純利益
株価推移
チャート(みんかぶより引用)
事業について
駐車場事業
一定規模以上の建物においては、必要がなくとも駐車場の設置が義務付けられている一方で、駐車場がなくて困っている人がいる、このミスマッチを解消することを目的としてリース業を行っています。
国内がリース業の大きな割合を占めますが、タイや中国などの海外にも展開されています。
現在は、リース業が主の事業ですが、今後は自社保有の物件の比率を上げていく方針のようです。
スキー場事業
証券番号6040の日本スキー場開発が運営。スキー場の経営、スキー場に関する総合コンサルティングを行っています。
テーマパーク事業
2016年より那須ハイランドパークを運営しています。
業績について
駐車場事業においては、契約数が微増となりましたが、コロナの影響を受けて売上、営業利益ともに前年比で減少しました。
スキー場事業においては、売上高は減少したものの赤字は縮小しました。但し、売上高に対する赤字の額が大きすぎるのが気になります。
*売上775,698に対し、赤字-232,396となっています。
テーマパーク事業は、コロナの影響を受けた時期はあったものの、GoToやワーケーションの推進により、前期比で大きく売り上げ・利益を伸ばしました。会社全体に占める割合も30%程と比較的高いので、今後が楽しみな面であります。
まとめ
コロナを機に都市集中から地方へ多少分散される可能性がありますので、リースによる駐車場事業の伸びというのは、あまり期待できない部分かと思っております。その一方で、テーマパーク事業はコロナ禍にも関わらず大きく業績を伸ばしており、この事業が今後を握るのではないかと思います。
ひでまるによる評価は以下の通りです。
成長性 : ★★★☆☆
収益力 : ★★★☆☆
安定性 : ★★★★☆
最後に
今回は、日本駐車場開発についての企業分析を行いました。ほかの駐車場関係の企業(Park24/証券番号4666やパラカ/証券番号1606)に比べて圧倒的に株価が安いので手を出しやすいため、買っていました。
成長企業とは言えないものの、コロナ禍においても安定して利益を出している部分については評価できるのではないでしょうか?
今回の記事はいかがでしたでしょうか?皆様のご参考になれば幸いです。
当ブログは、あくまで初心者である私が株式投資を行っていく過程を綴っているだけですので、投資はそれぞれの責任で行ってください。